第29回三島由紀夫賞の受賞会見で蓮實(はすみ)氏が放った発言がコント劇をみているみたいだと話題だ。終始怒っている会見、いったい怒っている理由は何だったのどろうか。この会見をみたTVコメンテーターの意見と動画を紹介しよう。
蓮實氏は著書「伯爵夫人」(新潮社)で同賞を受賞した。しかし会見で蓮實氏は終始不機嫌であった。
記者からの質問の回答は以下
記者:受賞をされてのご心境は?
蓮實氏:えー、ご心境という言葉は、私の中には存在しておりません。ですから、お答えしません
記者:連絡をうけたときの感想は?
蓮實氏:個人的なことなので申し上げません。
記者:評価に関する思いは?
蓮實氏:ありません(質問に食い気味に)
記者:喜んでいらっしゃるのでしょうか?
蓮實氏:まったく喜んではおりません。はた迷惑な話。現在80歳となる自身がこうした賞を取ってしまうことは、日本文化にとって嘆かわしいこと
蓮實氏が怒っている理由とは
不機嫌な理由は本人の口からは語られることはないが、皆の予想は様々。
この会見をみてビートたけしは、「いいねぇ、蓮實さん。切れ味鋭いねぇ」とコメント
また、22日放送の松本人志のワイドなショーのゲストコメンテーターは、バカリズム・指原・長嶋一茂であったがこの会見をみて終始大爆笑であった。
バカリズム:この人は答えたくないんじゃなくて、答えたくないと言いたくて会見に来ているんですよね。
松本:やっていることは沢尻エリカ。80歳になると誰も文句を言わない。
佐々木アナウンサー(東大卒で20年前の生徒):何も変わってないな〜お元気だな〜。って想い。この先生は人気はすごい。普通の言葉が届かない人なんだな。
長嶋:この人は推測ですが、三島賞がきらい。大嫌いだからもし賞を取ったときにこういうことを言ってやろうとずっと考えていたんだと思う。
佐々木アナウンサー(東大卒で20年前の生徒):表面的にはおこっているけど、奥には深い思いがある。辞退もできたはずなのに辞退はしなかったのはなぜなのか・・・。もっと若い人にこの賞を取らせたかったんではないか。
記者会見で記者からなぜ辞退しなかったのか?その質問もされた「嬉しそうではないように見受けられるが、なぜ辞退をされなかったのでしょうか?」
蓮實氏:その質問は、個人的なことなので一切答えられません。
スタジオは全員爆笑!
面白い会見だった。沢尻エリカの「別に」事件とは違って世間の評価は真逆だ。芸能人は今回の会見をおもしろい!突き抜けていておもしろい!と賞賛している。